父親になってからの父の日

 

自分の場合、幼い頃から父は脅威でしか無く心が和やかになる思い出はほじくって何かあるかと思ってしまう位悲惨なものです。

 

私が思うに、幼児期の父親と息子はできるだけ休みの日には一緒に遊ぶ、それは外遊びであっても家の中であってもなんでも楽しめるものがある、それが理想です。

 

父になってからの父の日

今幸せな事に、いろんな事に一緒にチャレンジしています。例えば、長男は私にも妻にも似ず(苦笑)、幼稚園児代から足が遅かったんです。小学校に入ると、マラソン大会がありますが、その練習でなんと男子55人中45位でした。

 

これには流石に何か手を打たねばと週に3回程一緒に走る事にしました。

 

その甲斐あって、大会では14位で、なんとかその成果を感じさせる事が出来ました。もちろん無理矢理練習させるような時に喧嘩もありました。それも乗り越えて、市民マラソンにも参加するくらい年間通じて取り組めるものになりました。

 

一番の副産物は、父である私に。走る事の魅力を思い出し、マスターズ陸上で100Mを中心に走るようになっています。

 




シミを消してゴールイン


父になってからの父の日

ゲームに関しても。私は今現在全くゲーム、特にDS等のポータブルゲームに興味がない父親でもあり、小さい子がゲームをどこに行っても持ち歩き、食事中でも開いてやってる姿も大嫌いです。長男には3年生までは辛い思いをさせました。ゲームを友達が持っていても買い与えませんでした。

 

その為に、「お前はゲーム持ってないから遊ばない」と、仲間はずれにされたりしました。ですが、「本当の友達はゲームでは左右されないんだよ」となだめて、ゲームする時間を元々好きだった絵を書いたりする事やブロック遊びで過ごしました。

 

結果、絵や漫画を書くのが得意になりたくさんの賞を頂けるようになりました。習字も私が少し出来ますので、家で教えたりして習いに行かずとも親子の時間の中で良い賞を頂けるようになりました。ゲームも先に書いたマラソン大会でのタイムや順位で目標を達成した4年生に上がる時にやっと手にする事が出来ましたが、そんなには没頭する事無く絵を書いたりする方が好きみたいです。

 

一緒に紙粘土で恐竜のフィギュアを作ったり、オセロをしたり、小さい妹とカルタやトランプをしたりボードゲームをしたり、何かスポーツや芸術系の大会があれば全力で取り組むことを私は子供に教えています。陸上競技、スイミング、卓球、テニス、習字、絵、工作教えながら一緒に出来る事は全力でやる。そして少しだけお父さんが凄い事を感じてもらう。そんな感じでしょうか(笑)

 

でも、今流で言うと「ウザイ」事もあると思うし、ぶつかる事もあります。でも、息子が父親になった時に、子供達とどうやって触れ合って何を教えれば良いかが分からない事が無いようにしてあげたいと思うのです。私は、父親の悪い例を見てそうならないようにやってあげたい事をしているのですが。

 

でも、今年6年生の息子に勝てないものも出て来ました。最近買ったブレイブボードというスケボーのようなものですが、スノーボードを結構やっていた私よりも簡単に取得し教えてもらう場面も。そろそろ負けを認める事も必要ですね。

 

私の場合、「父の日」でモノを貰うことも嬉しいですが、それより、成人した息子が昔話でもしてくれる方が何倍も嬉しいんだろうと思っています。