6月の花嫁 ジューンブライドは失敗する
さて、「ジューンブライド」はとってもステキな響きですが、6月というのが日本ではちょっと難点なんですよね。
「ジューンブライド」が良いとされているのは、主に欧米です。
アメリカは地域によって気候もまちまちですが、ヨーロッパの国々では、6月はとってもいい気候で、夜の11時頃まで明るい地域もあります。
雨も少なく、お天気が続きやすいので、結婚式日和なんですよね。
対する日本は、残念なことに梅雨に入ってしまいます。
みんなが憧れる「ジューンブライド」ですが、やはりお天気は気になりますよね。
私もできれば6月に結婚式を挙げたかったのですが、私の住んでいる所は、6月中旬から7月下旬にかけて、降水量がものすごく多いんです。
さらに、主人が県外の人で、県外からも家族や親戚、友人をたくさん呼ばなければならなかったので、もし雨になってしまったら、皆さんが用意して下さった着物やドレス、スーツといった、せっかくのキレイな衣装が、濡れたり汚れたりというリスクが高くなってしまいます。
それで私は、雨がそんなに降らず、かつ気候の良い10月の下旬に結婚式を挙げました。
「ジューンブライド」にこだわりのあった友人も、本当に一か八かの賭けだったと言っていました。
晴れたらガーデンウエディング、雨が降ったら屋内での結婚式にするという、2通りの準備をしていたので、それなりに料金も高かったと聞きました。
シミを消してゴールイン
他の失敗例
他にも6月に結婚式を挙げた友人がいます。
県外の結婚式場だったこともあって、私は着物ではありませんでしたが、友人のご両親が、友人宅からバスを出してくださったので、フォーマルな感じのドレスとパンプスで行ったのですが、現地に到着すると、なんとどしゃぶりの雨。
バスから降りた所のアスファルトに雨が跳ね返って、足元グチャグチャで大変でした。
しかも、友人もガーデンウエディングを狙っていて、『青空と森に抱かれた湖畔のプライベートリゾート』というキャッチフレーズがついた式場だったこともあって、ほとんどが一面の芝生。
足元は雨で濡れた細かい芝までくっついて、本当に最悪な状況でした。
でも、時間が夕方からだったこともあって、チャペルは全面ガラス張り、披露宴会場も、3階まで3面ガラス張りだったので、流れ落ちる雨もライトアップされていて、雨さえも演出のようで、とってもキレイでした。
友人の話では、晴れていれば、挙式もチャペルではなく、ガーデン挙式にする予定だったらしく、披露宴の最後では花火を打ち上げる予定だったとか・・・。
本当に残念そうでした。
やはり、結婚式は一生に一度の晴れの日です。
いろんな夢があって当たり前だし、そんな夢を叶えるためにも、雨が降っていないに越したことはないですね。
そんな夢をなるべく叶えるため、結婚式を挙げる場所が、住んでいる所じゃなくても良いのなら、日本の中でも、梅雨がないといわれる北海道は、比較的6月の降水量が少ないので良いかもしれませんね。